5日午前6時15分ごろ、沖縄県宜野湾市内の沖縄自動車道下り線で、道路を横断していた18歳の女性が進行してきたワゴン車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。急停車したワゴン車に後続車が追突し、3台が関係する多重事故にも発展した。
沖縄県警・交通機動隊によると、現場は宜野湾市志真志付近で片側2車線の直線区間。女性は上り線方向から横断を開始。中央分離帯を乗り越え、下り線に入ったところで左方向から進行してきたワゴン車にはねられた。
女性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。ワゴン車は急ブレーキを掛けて停止したが、後続車2台が次々に追突。車両3台が関係する多重衝突に発展し、2人が打撲などの軽傷を負っている。
女性は現場近くの飲食店で友人らと酒を飲んでいたが、途中で店を飛び出して行方がわからなくなっていた。その後、探しに出ていた友人が高速道路の斜面に座り込んでいる女性を発見。店に戻る途中で事故に遭ったとみられている。