スズキは、世界戦略車として2004年に販売を開始した小型乗用車『スイフト』が、2011年1月に世界累計販売200万台を達成したと発表した。6年3か月目での達成となった。
スイフトは、2004年11月から日本で生産・販売を開始、その後、ハンガリー、インド、中国などでも生産・販売した。現在は世界124の国と地域に投入している。日本では2000年に当時の『ワゴンRプラス』をベースとした初代スイフトが登場したが、主に国内向けモデルで、海外では『イグニス』として販売されていた。世界戦略車として「スイフト」の名で販売を開始したのが2004年に販売を開始した2代目。現行型は3代目となる。
スイフトは2008年6月に、生産開始後3年8か月というスズキとして最短期間でモデル別世界累計生産台数100万台を達成、2010年12月には世界累計生産200万台を達成している。
スイフトは、それまで軽自動車だけのイメージが強かったスズキを小型車メーカーとして存在感を打ち立てた立役者に成長した。2010年8月に現行型にフルモデルチェンジしてからも順調に販売を伸ばし、今回の世界累計販売200万台を達成した。
200万台の内訳は日本が15%にとどまり、約39%がインド、約27%が欧州と海外が中心となっている。