日本グッドイヤーは、5月1日から国内市販用タイヤの出荷価格を引き上げると発表した。
同社ではタイヤ原材料価格が高値で推移しており、生産性の向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することが困難なため、値上げに踏み切るとしている。
値上げ幅の平均は乗用車用が7%、小型トラック用が8%、トラック・バス用が7%、その他が10%で、チューブ・フラップも10%。
これで乗用車用タイヤの今春の値上げを発表したのは今回のグッドイヤーのほか、ブリヂストン、住友ゴム、東洋ゴム、横浜ゴム、ピレリで、残る大手のミシュランの動向が注目される。