MM総研が2月17日公表した、環境対策注力イメージ企業ランキングでトヨタがトップを獲得した。同社を挙げた回答理由として「ハイブリッドカー『プリウス』を販売している」という回答がほぼ全てを占めたという。
トヨタは、有効回答数1094件のうち1人5社までの記述式回答で397人(36%)から支持を獲得した。2位はパナソニック、3位はサントリー、4位に東京電力、5位はホンダ、と続いた。
また、全企業の中で最も躍進したのはEVの『リーフ』を発売した日産で6位(前回調査11位)。日産を挙げた回答者の殆どが、理由として「電気自動車の開発、発売」を挙げ、2010年12月に発売したリーフが、同社の環境イメージの形成にプラスの影響を与えたと同調査では考えている。
このランキングは、インターネットアンケート・サービス『gooリサーチ』の一般消費者会員モニター全国1094人を対象とした「環境対策に関する消費者意識調査」を実施し結果をまとめたもの。参加者による企業の選択理由としては「環境配慮型の製品の開発に積極的だから」が67%、「広告宣伝等でアピールしている」が61%など、製品やイメージが多く挙げられる。
調査対象:全国の一般消費者
●回答件数:1094件
●男女比:男性(49.9%)/女性(50.1%)
●年代構成:18〜29歳(20.1%)/30〜39才以下(20.1%)/40〜49才(19.7%)/50〜59才(19.9%)/60才以上(20.1%)
●調査期間:2011年1月28日〜2月1日