ティラド第3四半期決算…自動車・建機向けラジエータ好調で黒字転換

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ティラドが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が35億5100万円となり、前年同期の11億3900万円の赤字から黒字に転換した。

売上高は前年同期比38.8%増の631億1500万円と大幅増収となった。国内向けは同社が受注している部品の販売が好調だったのに加え、海外でも産業機械用と自動車用を中心に回復した。

収益では、売上げの増加や固定費の削減、生産性向上による収益の改善で、経常利益は35億7600万円の黒字、当期純利益も28億0100万円の黒字となった。

通期業績見通しは第3四半期までの業績が予想以上に好調だったため、上方修正した。売上高は前回予想よりも15億円増の840億円になる見通し。収益でも営業利益が11億円増の45億円、経常利益が10億円増の45億円、当期純利益が10億円増の35億円となる見込み。

《レスポンス編集部》

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