ティラドは2月10日、2014年4-12月期(第3四半期・累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は738億3500万円(前年同期比+6.8%)、営業利益は21億3600万円(-26.8%)、経常利益は25億5800万円(-30.1%)、四半期純利益は2億6400万円(-83.6%)だった。
自動車用売上高は、主要客先の受注増加で国内や米国で増加したが、営業利益は主に国内の材料部品費や固定費の増加により、26.8%の減益となった。また純利益は、価格カルテルによる米国集団民事訴訟に係わる和解金975万米ドル(約11億6000万円)の計上、法人税額の増加および投資有価証券売却益の減少により、83.6%の大幅減となった。
通期業績見通しについては、前回予想を据え置いた。