三菱自動車は1月20日、新中期経営計画「ジャンプ2013」で、成長が見込まれる新興市場での拡販に取り組み、2013年度の世界販売台数を2010年より37万台増となる137万台に引き上げる。
自動車需要の成長が見込まれる新興市場向けに小型・低燃費・低価格の世界戦略車となる「グローバルスモール」を開発・投入する。また、新興市場で人気のSUVのラインナップも強化する方針で、2013年度の新興市場の販売台数(小売ベース)を2010年度実績よりも28万台増やす計画。
一方、世界的な金融危機から大幅に需要が低迷してから緩やかな回復が見込まれる先進国市場では、環境対応車や小型車を投入し、2010年実績の9万台増とする。