出光興産は、子会社の出光スノーレ石油開発がノルウェー現地法人の出光ペトロリアムノルゲ(IPN)を通じて、ノルウェー政府が実施した2010年度年次公開鉱区入札の結果、3つの鉱区の権益を取得したと発表した。
今回、取得した3鉱区は、現在IPNが北部北海で原油・ガスの生産しているスノーレ鉱区やフラム鉱区の近くに位置し、新たな油・ガス田の発見が見込まれる。
権益を新たに取得したPL377BS鉱区は現在、IPNがオペレーターとして探鉱を進めているPL377Sに隣接しており、探鉱鉱区が拡張することになる。なおPL377BSの権益は30%となっている。また権益40%のPL578の鉱区では、IPNがオペレーターとして鉱区権益を取得した。PL580鉱区の権益は40%。