「ロブスター」印で定評がある作業工具の老舗、ロブテックスは画期的なモンキレンチ(モンキーレンチ)を東京オートサロンに出展した。
なんでも新設計によって、ボルトやナットの角をなめにくくなり、安定した締め付けやゆるめが可能とのこと。そのため、整備工など間で愛用者が増加中だ。
その最大の特徴は、ボルトやナットを3面で保持するので、トルクをかけやすいこと。そのうえ、ボルトやナットの角がモンキレンチの角に当たってなめないように、丸くへこましているのだ。
「職人がすべて手づくりしているので、1日に数丁しかできないんです。ですから、注文を受けても、お待たせすることがあります」と同社関係者は話す。デザイン性をよくするため、一つひとつ地金を黒メッキで磨いているそうだ。
そのため、価格は1万円(小)と1万2000円(大)と、通常のモンキレンチに比べて高いが、永久補償で不具合があったら無償で見てくれるそうだ。なお、同社ではこの汎用品も製作しており、こちらは2300円となっている。
このモンキレンチを工具箱に入れておけば、非常に重宝するに違いない。