メルセデス米国販売、Eクラス は4割増…2010年実績

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メルセデスの米国主力車
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メルセデスベンツUSAは4日、2010年の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランドの総販売台数は22万5007台で、前年比は18%増と伸びた。

乗用車系では、『Eクラス』が前年比41.4%増の6万0922台と牽引。『Sクラス』も21.5%増の1万3608台と、販売を上乗せした。

米国ではメルセデスベンツの入門車となる『Cクラス』は、前年比12.1%増の5万8785台。10年5月にリリースされたスーパーカー、新型『SLS AMG』は499台がデリバリーされている。

SUV系では、主力の『Mクラス』が前年比15.1%増の2万9698台。そのロングボディ版の『GLクラス』も、32.8%増の1万9943台と好調だ。

また、大幅改良を受けた『Rクラス』は前年比4%増の2937台と堅調。伝統の『Gクラス』も、38.8%増の919台と根強い支持を集める。しかし、小型オフローダーの『GLKクラス』は、4.5%減の2万0946台にとどまった。

メルセデスベンツUSAのアーンスト・リエブ社長兼CEOは、「米国経済の回復は緩やかだが、メルセデスベンツの2010年販売には良い兆候が見られる」と述べている。

《森脇稔》

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