ホンダ伊東社長「アイデンティティを強めていきたい」

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資料写真:伊東孝紳社長
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ホンダの伊東孝紳社長は6日、従業員へ向け年頭挨拶をおこなった。伊藤社長は「“ワクワクして楽しい”と思っていただける商品を生み出して、ホンダのアイデンティティをもっと強めていきたい」との自身の想いを語った。

伊藤社長は、厳しい競争環境に対しては「お客様やマーケットの変化に負けないスピードを持ち、世界各地のお客様により近い目線でニーズを的確にとらえ、その国のお客様が本当に欲しいと思う商品をお届けする取り組みを今まで以上に強化していくことです」と語った。

その上で、「今後、新興国のビジネスは間違いなく拡大していきますが、それを支えるのは紛れもなく日本です。そのために、お客様が求める魅力的な商品を投入して国内販売を強化し、日本における確固たる地位を築いていきたいと思います」と述べ、日本市場の重要性を説いた。

そして従業員に向けて、「日本の皆さんには、日本の発展はもちろんのこと、拡大を続ける海外マーケットへもどんどん出掛け、世界のホンダの発展を自らリードするという強い気持ちを持って取り組んでいただきたいと思います」と、拡大する海外市場へ向けた取り組み強化も忘れてはいけないとの考えを示した。

《レスポンス編集部》

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