約200mに渡って被害者ひきずりの容疑者を逮捕

自動車 社会 社会

4日午前3時ごろ、東京都豊島区内の国道17号で、道路を横断中の男性が軽トラックにはねられる事故が起きた。クルマは男性を約200mに渡ってひきずり、そのまま逃走。男性は収容先の病院で死亡した。警察は後に21歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

警視庁・巣鴨署によると、現場は片側3車線。男性は信号に従って道路を横断していたとみられるが、進行してきた軽トラックとみられるクルマと衝突。前方に弾き飛ばされた男性を底部に挟み込んだまま、クルマは約215mに渡って逃走した。

男性は近くの病院に収容されたが、全身強打などが原因でまもなく死亡。クルマはそのまま逃走しており、警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、同日午後になって韓国籍を持ち、埼玉県三芳町内に在住する21歳の男が埼玉県内の警察署に出頭。ひき逃げの事実を大筋で認めたことや、乗っていた軽トラックに衝突痕が確認できたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は豊島区巣鴨1丁目付近。男は事故の数時間前まで酒を飲み、仮眠を取った後にクルマを運転していた。調べに対しては「パニックになった」、「クルマが前に進まなくなり、被害者を底部に挟み込んでいたことに気づいた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集