【スバル トレジア 発表】スバリスト予備軍を育てる入門車

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29日に発表されたスバルの新型コンパクトカー『トレジア』は、トヨタ・ダイハツとのOEM車『デックス』と、『インプレッサ』の間を埋めるモデルとして位置づけられ、事実上スバルのエントリーモデルとなる。

コンパクトでありながら高い居住性や収納性をもつトレジアで、軽自動車からのアップグレード、さらに『レガシィ』や『フォレスター』といった上級モデルからのダウンサイズ層を取込む考えだ。

トレジアの開発を取りまとめた、スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの大崎篤氏は、「デックスはデザインやコンセプトからターゲットが絞られているため、間口が狭かった。またこれまでは、レガシィやインプレッサなどからのダウンサイズ層を取りこぼしていた感があります。これを解決し、より多くの方にスバル車に触れて頂きたいという思いからトレジアの投入を決定しました」と語る。

新規ユーザー獲得に向けた具体的なターゲットとしては、2つの層を挙げる。ひとつは「アクティブシニア層」で、ここに大きなボリュームがあるという。子離れし時間を自由に使う事ができるようになったシニア層に、レジャーや普段の買い物などでの使い勝手の良さをアピールする。もうひとつは「ヤングファミリー層」。小さい子どもを持つ家庭で、「ミニバンでは大きすぎるがコンパクトカーなら」という層に訴求する。

大崎氏は、「トレジアを通じてスバル車の魅力を若い人たちにも知ってもらうことで、将来のスバリスト予備軍を大事に育てて行きたいですね」と抱負を語る。

《宮崎壮人》

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