住友金属工業は、自動車市場が急拡大しているインド市場に足場を築くため、インド最大の自動車用スチールホイールメーカーのスチール・ストリップス・ホイールズ・リミテッド(SSWL)に資本参加することで合意した。
住友金属は、子会社の自動車用スチールホイールメーカーのリンテックスが1997年以来、SSWLの技術支援を実施してきた。今回、住友金属はSSWLが発行する第三者割当増資を4億4200万ルピー(約8億1000万円)で引き受け、SSWLに5.88%出資する。
今回の資本参加で、住友金属グループはSSWLとの関係を強化し、成長するインド自動車マーケットでの住友金属グループのプレゼンスを拡大していく。
SSWLは2013年までに生産能力を現在の年産1250万本から1950万本に増強する計画で、今回の増資で調達する資金は、設備投資に充当する。