内閣府が15日発表した7〜9月期のGDP(国内総生産)は、エコカー補助金や猛暑によるエアコンの駆け込み需要などにより、前期比0.9%のプラスとなり、年率換算では3.9%成長と大幅に伸びた。
実質成長率は2009年10〜12月期から4四半期連続でプラス成長だった。4〜6月の成長率は0.4%だったが、7〜9月期は国内需要が寄与し成長率が伸びた。成長率を押し上げたのは個人消費で、中でも車や家電といった耐久消費財の消費の寄与度が大きかった。
ただ個人消費の伸びは家電のエコポイントやエコカー補助金による一時的なものと見られている。足元の輸出や生産が減速しており、エコカー補助金が終了した10〜12月期以降はマイナス成長に転じると見られている。


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