タタモーターズは1日、10月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万4757台で、前年同月比は21%増。9月の23%増に続いて、好調なセールスが続いている。
タタのインドでの主力は商用車。10月は、前年同月比12%増の3万4329台をセールス。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は、11%増の2万0689台を占める。
乗用車の10月インド販売は、前年同月比19%増の2万6503台。超低価格車の『ナノ』が2%増の3065台と、9月の61%増から伸び率が鈍化したものの、『インディゴ』シリーズは69%増の8292台と引き続き好調だ。『スモー』『サファリ』シリーズも、38%増の3389台を売り上げた。
10月の輸出台数は、前年同月比109%増の5950台。今年4〜10月では、前年同期比103%増の3万2648台を出荷している。
タタの今年4〜10月累計セールスは、前年同期比50%増の44万4870台。インド市場でシェアナンバーワンのマルチスズキの71万5886台とは、約27万台もの開きがある。