日本自動車販売協会連合会が1日に発表した10月の新車販売台数(軽除く)は、前年同月比26.7%減の19万3258台となり、大幅マイナスとなった。
2年前のリーマンショック後の10月の販売台数は23万3922台で、これのさらに4万台少ない水準。
エコカー補助金制度が9月7日で申請が終了してからディーラー各社の新車の受注は低迷、2か月連続でマイナスとなった。エコカー補助金制度では、需要を前倒しで獲得してきただけに今後も大幅マイナスは避けられない見込み。
車種別では乗用車が同28.8%減の17万1641台と3割近いマイナスとなった。このうち普通車は同21.0%減の8万5551台だったが、小型車が同35.1%減の8万6090台と急落した。
トラックは同3.3%減の2万0968台と1ケタ台のマイナスにとどまった。
バスは同25.4%減の649台だった。