インド新車販売29%増、ヒュンダイが過去最高…9月実績

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インド自動車工業会は8日、インド国内の9月新車セールスの結果をまとめた。商用車を含めた全販売台数は、27万5087台。前年同月比は29%増と、15か月連続で2桁増を記録した。

全販売台数のうち、乗用車は前年同月比29%増の21万5632台。7月以来、3か月連続で20万台超えが続いている。

乗用車のメーカー別販売では、スズキのインド子会社、マルチスズキが前年同月比32.5%増の9万2674台をセールスし、ナンバーワンを維持。主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A‐スター』が、トータル6万5953台を販売。前年同月比は、25.7%増と引き続き伸びている。

2位はヒュンダイで、単月としては過去最高の3万1751台を販売。前年同月比は14.2%増を記録した。A2セグメントの『サントロ』『i10』『i20』をはじめ、A3セグメントの『アクセント』や『ヴェルナ』が人気だ。

地元インド財閥系のタタは、前年同月比23%増の2万5527台。超低価格車の『ナノ』が61%増の5520台と引き続き好評なほか、『インディゴ』シリーズが248%増の8783台を販売。『スモー』『サファリ』シリーズも、40%増の3316台を売り上げている。

《森脇稔》

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