生誕50年を記念して製作された、アイルトン・セナ初のオフィシャル・ドキュメンタリー映画『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』(8日公開)のジャパン・プレミア試写会が7日、F1日本グランプリを控えた鈴鹿サーキットにて開催された。
鈴鹿は、セナが生涯で獲得した3度のワールドチャンピオンの全てが決定した地であり、記憶に残る名勝負を繰り広げたサーキット。7日当日に鈴鹿サーキットに入場した先着1万人の中から抽選で500名が参加できる。サーキット内では抽選券を求めるファンが朝から殺到した。上映が始まると、鈴鹿サーキットに甦ったセナの雄姿に、涙を流す観客も見受けられた。
また上映前に行われた舞台挨拶では、F1で活躍し今シーズンはインディーカーに参戦している佐藤琢磨選手が登壇。「87年、鈴鹿でのセナの走りに感激してレーサーを志した」と、セナへの想いと映画の魅力を語った。
『アイルトン・セナ 〜音速の彼方へ』は東宝東和配給、8日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。