ポルシェ、2010年7月期の売上高が過去最高 社長も交代

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911スピードスター
  • 911スピードスター
  • 911 GTSカブリオレ(パリモーターショー10)
  • 911 GTS(パリモーターショー10)
  • カイエン
  • ポルシェは3年ぶりのデトロイトモーターショーで新型911を発表する可能性があるという(写真は現行型)
  • パナメーラ

ポルシェAGは、2010年7月期の業績概要の確定前報告で売上高が前年同期比17.9%増の77億9000万ユーロと過去最高になったと発表した。販売台数が同8.8%増の8万1850台と好調だったため。

同時にポルシェAGは、トップマネージメントの交代も発表した。10月1日付けで、VWグループ・フォルクスワーゲンブランドの生産企画、生産管理・モデルシリーズの責任者を務めてきたマティアス・ミューラー氏が新社長に就任した。ミヒャエル・マハト社長はフォルクスワーゲンAGの取締役となり、グループ生産部門の責任者となる。

車種別の販売台数では2009年9月に導入された『パナメーラ』が2万0615台だった。販売台数が最も多かったのはカイエンで2万9855台だったものの、同12.9%減となった。『911』シリーズは、スポーツカー市場の低迷の影響で同27.4%減の1万9663台と落ち込んだ。ただ、モデルミックスは改善した。『ボクスター』は6865台、『ケイマン』は4852台だった。

市場別では欧州、北米のコアマーケット以外での販売が同25.8%増の2万5283台となった。そのうち中国市場単独では1万1724台、同47.5%増となった。欧州での販売台数は同1.4%増の3万0948台だった。このうち、ドイツは同3.5%減の1万1857台だった。

北米市場でのポルシェの販売台数は同4%増の2万3705台だった。

《レスポンス編集部》

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