タイヤ&ホイール専門店のフジ・コーポレーションでは、「INTERSTATE(インターステート)」ブランドのタイヤ取扱いを開始する。
インターステートは1973年設立のゴム製品製造会社で、現在はアジア圏に中国・上海、EU圏ではオランダ・アーヘンに物流拠点を置き、世界48カ国以上の販売ネットワークを構築している。同社のタイヤは、サイドウォールを傷やダメージから保護し、コーナリング時の荷重によるたわみを抑える「リム・フランジ・プロテクション」構造をはじめとして欧州発の最新テクノロジーを導入しており、ISO9001認証を取得するなど世界標準の品質管理をおこなっている。
ドイツの自動車専門誌『autovisie』誌は、グッドイヤーやミシュラン、ダンロップなどの主要メーカータイヤのスタンダードタイヤとインターステートの『Sport IXT-1』を含めた6銘柄のタイヤで比較テストを実施した(2009年8月号)。
インターステートは静粛性や快適性やハンドリングなどでは平均的な性能ながら、路面への追従性の点で「反応がよく、ムラがない」との評価を得ている。スキッドパッド路面でのウエットグリップテストでは各社を凌いで1位になるなどの性能も示している。また、特筆すべきはコストパフォーマンスの高さで、同誌ではEU圏ではミシュランやグッドイヤーなどと比較して10〜15%程度安価な価格で販売されていると報告している。
フジ・コーポレーションが導入を予定しているのは、コンパクトカー向けベーシックタイヤの『Touring IST-1』、ミドル・ラージセダン・スポーティカー向けの『Sport IXT-1』、SUV向けのオンロードタイヤ『Sport SUV GT』、そしてミドルセダン向けの環境タイヤ『Eco Tour Plus』の4種。用意されるサイズは以下の通りだ。