VWグループ世界販売、初の400万台超え…1-7月実績

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フォルクスワーゲングループは13日、今年1〜7月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は前年同期比13.7%増の416万台。1〜7月としては初めて400万台を突破した。

市場別では、中国が前年同期比42.2%増の111万台をセールス。『ラヴィダ』、『パサートLingyu』、『ジェッタ』、『ボーラ』が人気を集めた。中国を含めたアジアパシフィックエリアでは、42.3%増の123万台を達成。またインドでは、121%増の2万1300台を販売している。

米国では、前年同期比27.1%増の20万7100台を販売。欧州は、2.2%増の200万台を売り上げた。欧州での内訳は、ドイツを除いた販売台数が18.4%増の115万台と好調だったが、ドイツでは18.7%減の60万6200台と落ち込んだ。

ブランド別では、フォルクスワーゲンの乗用車部門が、『ゴルフ』シリーズや『ティグアン』人気の効果もあって、前年同期比14%増の262万台。アウディは17.4%増の64万6300台、シュコダが13.4%増の43万7300台、セアトが2.3%増の21万1500台となった。フォルクスワーゲンの商用車部門は、12.9%増の23万6600台だ。

7月単月のグループ世界販売は、前年同月比2.9%増の57万2200台。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「上半期に続いて、今年下半期も好調なスタートを切った。しかし、インセンティブ終了などの影響で、下半期の世界販売は厳しさを増すだろう」と語っている。

《森脇稔》

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