7日午前10時15分ごろ、東京都府中市内の市道で、祭の準備を進めるため、道路に座り込んで作業していた61歳の男性に対し、後ろから進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察はクルマを運転していた29歳の男を逮捕している。
警視庁・府中署によると、当日は現場近くの神社で祭が予定されており、地域住民が飾りつけなどの準備を進めていたが、クルマはそこに進入。路上に座り込んで太鼓の装飾をしていた男性に衝突した。
男性はクルマの下敷きとなり、胸部を強打。近くの病院に収容されたが、心臓破裂に伴うショックが原因でまもなく死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する29歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は府中市四谷2丁目付近。警察では前方不注視が事故の主因とみている。