7月31日、中級者から上級者を対象としたドリフトテクニックを競うイベント「ドリフトコースGRAND PRIX 2010 夏」が富士スピードウェイにて開催された。開催日当日は、参加者48名を集め、真夏の暑さにも負けない盛り上がりをみせた。
このイベントは、“ドリキン”こと土屋圭市氏が設計監修したドリフトコースを舞台に行われ、「エキスパートクラス」(27台)と「ミドルクラス」(21台)に分かれ、競技を行った。
大会審査委員は、D1創設者でチューニング界の大御所である稲田大二郎氏、SUPER GTやD1グランプリで活躍中の谷口信輝氏、イベントや走行会の司会で人気のボンバーやまもと氏の3名が務めた。
大会の結果は、エキスパートクラスの優勝者は、『シルビア S14』で参加の山田泰央氏、2位が『180 SX』の桜庭茂雄氏、3位が『シルビア S15』の古谷拓美氏だった。
ミドルクラスでは、優勝が『マークII JZX100』の田畑宏隆氏、2位が『チェイサー JZX100』の筒井陽平氏、3位がシルビア S15の田代健太氏となった。
各クラスの1~3位には、SUPER GT第7戦の観戦券に加え小山町のコシヒカリや野菜の詰め合わせなどが送られ、エキスパートクラスの優勝者にはドリフトコースの平日1日貸切り、2位には同コースの平日半日貸切り、ミドルクラスの優勝者には、ドリフトコースの平日半日貸切りなど、同イベントならではの商品が授与された。
次回の「ドリフトコース GRAND PRIX 2010 秋」(仮称)は10月30日開催を予定している。