いすゞ自動車が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が238億円の黒字に転換した。前年同期は146億円の赤字だった。
売上高は前年同期比95.5%増の3663億円とほぼ倍増した。国内販売が価格がアップするポスト新長期規制適合前のトラックの駆け込み需要で同55.3%増の1万1000台となったほか、海外販売も中国やタイが好調で同153.2%増の9万3000台となった。
収益では売上げ増やモデルミックスの改善で350億円、合理化効果などで24億円などの増益効果があった。経常利益は231億円、当期純利益は124億円とそれぞれ黒字に転換した。