ヒュンダイモーターアメリカは3日、7月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は5万4106台で、前年同月比は19%増。13か月連続で前年実績を上回るとともに、7月の月間最高記録を打ち立てた。
乗用車系では、新型を2月に投入した『ソナタ』が、前年同月比33.3%増の1万7836台をセールス。高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、14.6%増の2309台と好調だ。モデル末期の『エラントラ』も、33.7%増の1万8215台を売り上げている。
SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年同月比258.7%増の3698台を販売。マイナーチェンジを受けたばかりの『サンタフェ』も、3.7%増の7047台と堅調だ。
ヒュンダイの10年1~7月米国新車販売は、前年同期比24%増の30万9888台と、7月単月とともに過去最高記録を更新した。ヒュンダイモーターアメリカのデイブ・ズコフスキー副社長は、「8~12月の5か月間に、4つの新商品を投入する」と語り、さらなる積極策に打って出る構えを見せている。