トヨタ、大型SUVの廃止を否定 北米市場

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7月27日、米国の一部メディアが報じた「トヨタ、『セコイア』を廃止へ」の記事。これに対して、米国トヨタ販売は29日、「記事は事実ではない」として、これを否定した。

セコイアは、大型ピックアップトラックの『タンドラ』をベースに開発された北米専用SUV。2002年に年間7万台以上をセールスしたのをピークに、ここ数年は販売が低迷しており、2009年は約2万台を売り上げたに過ぎない。

米メディアの報道によると、トヨタは2014年、次期『タンドラ』がデビューするのに合わせて、セコイアを廃止するとし、販売不振や、米国で2015年に導入される新燃費基準への対応がその理由だという。

米国トヨタ販売は7月29日、声明を発表。「セコイアを廃止するという記事は事実ではありません」と、記事の内容を否定した。さらに、「トヨタはセコイアを含め、高品質の車を製造することに注力しています」とコメントした。

次期型が2014年に発表されるなら、すでに開発に着手しているはず。果てして、真相は……。

《森脇稔》

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