ルノー純利益930億円、黒字転換…2010年上半期実績

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ルノーは7月30日、今年上半期(1〜6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、ダチアブランドを含むグループ全体の売上高は、前年同期比23.1%増の196億6800万ユーロ(約2兆2200億円)。純利益は8億2300万ユーロ(約930億円)と、前年同期の27億1200万ユーロ(約3060億円)の赤字から、黒字転換を果たした。

上半期の世界セールスは、前年同期比21.7%増の134万8345台。地元欧州が、20.5%増の78万3013台と牽引した。その内訳は、ルノーブランドが20.7%増の64万3370台、ダチアブランドが19.1%増の13万9643台。ルノーブランドでは、『メガーヌ』や『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)が好調だった。

同社のカルロス・ゴーン社長兼CEOは、「ほぼすべての市場でシェアを拡大した。今年下半期(7〜12月)の市場環境は厳しいと思われるが、成長を持続させたい」と述べている。

《森脇稔》

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