関東自動車工業が発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が1億9900万円と、黒字に転換した。前年同期は75億円の赤字だった。
売上高は前年同期比64.0%増の1239億0600万円と大幅増収となった。エコカー補助金効果や北米での需要刺激策で、トヨタ自動車からの受託生産車の販売が好調だったのに加え、昨年末から生産が移管された『イスト』、『ラクティス』の上乗せ効果のため。
収益は、生産量の増加と収益改善施策の効果で、経常利益は4億7800万円、当期純利益が7億6600万円と黒字になった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。