スズキが発表した2010年上半期(1~6月)の四輪車の生産・販売・輸出実績は、世界生産台数が前年同期比25.7%増の143万1242台となり、過去最高となった。海外生産が好調だったため。
国内生産は、同25.2%増の55万3959台となり、2年ぶりに前年を上回った。前年同期はリーマンショック後の世界的な景気低迷で大幅に落ち込んだ影響で、2ケタ増となった。
国内販売は同2.5%増の34万1210台と、4年ぶりに前年を上回った。軽自動車が『アルト』、『パレット』、『ラパン』、『キャリイ』などが伸びて同4.8%増と4年ぶりに前年を上回った。登録車は『スイフト』、『SX4』などが低迷し、同14.8%減の3万3984台と2年連続で落ち込んだ。
輸出はほぼ全地域で増加し、同49.3%増の14万2645台と2年ぶりにプラスとなった。
海外生産はインド、中国が好調で同25.9%増の87万7283台で、過去最高となった。