東/中/西日本高速道路のNEXCO3社によると、6月28日に高速道路の無料化社会実験が開始されてから、ETCレーンを正しく利用できない車が増えているという。道路会社は各種メールサービスなどを通じて利用者に注意を呼びかけている。
無料区間で、車上のETCを準備しないままETCレーンを通過しようとする例が増えている。しかし地上側のETCは機能しているので、そこで問題が発生する。
道路会社は料金所の通行方法として、通行料金が無料となる利用でも、今までどおりETC車載器にETCカードを挿入して料金所を通過するよう訴える。通行料金が無料となる場合は、ETCカードを挿入して通行しても、料金は請求されない。
ETCレーンには20km/h以下で進入し、開閉バーが開いたことを確認してから通過する、というのもいつもの注意喚起だ。
また、一般レーンを利用の場合は、安全確認や道路の利用状況を確認するため、必ず一旦停止する。
無料区間でも、有料区間からの直通に対応するために、料金所のETCは機能している。そこをカードなしで通過しようとすると、とうぜんバーは開かない。有料区間に接続していない無料区間でも、利用動向を把握するためにETCは稼働中だ。