フォードモーターは15日、3月にインド市場へ投入した新型車『フィーゴ』が、発売から100日で2万5000台以上の受注台数を記録したと発表した。
新型フィーゴは、インド市場向けに開発されたコンパクトカー。3月の発売以来、高い品質や、日本円で約70万円台からの低価格を武器に、販売を伸ばしてきた。
その累計受注台数が、15日の時点で2万5000台を突破。発売から100日で異例の記録達成となった。フォードによると、顧客の70%以上が、初めてマイカーを手にするユーザーだという。
新型フィーゴ投入の効果もあって、フォードの今年上半期(1~6月)インド新車販売は、前年同期比235%増の3万2755台。フォードインディアのマイケル・ボネハム社長は、「フィーゴの受注は予測を超えている。フィーゴがフォードのインド市場でのシェアアップに貢献するだろう」と述べている。