工事現場でトラック横転、1人が死亡---荷下ろしでバランス崩す

自動車 社会 社会

15日午後1時50分ごろ、福島県いわき市内の国道49号で、道路工事用の資材を荷台から下ろしていたクレーン付きトラック(ユニック車)が横転。近くにいた51歳の男性作業員が下敷きとなる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。

福島県警・いわき中央署によると、事故当時は新設するトンネルの関連工事が行われており、トラックから重さ約3tのコンクリート資材を下ろしている最中だった。

トラックはこの際にバランスを崩して横転。近くにいた51歳の男性作業員がトラックと資材の下敷きとなった。男性は救出後に近くの病院へ収容されたが、事故から約4時間後に胸部強打が原因で死亡している。

現場はいわき市三和町中寺字関所付近で、新設される「いわき三和トンネル」の工事現場。警察では適切な横転防止措置が取られていなかった可能性があるとみて、工事関係者から事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース