【ルノー コレオス 1周年仕様】良い音は疲れない

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コレオスエディションリミテブランシェ
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ルノー・ジャポンが6月24日より限定販売した『コレオスエディションリミテブランシェ』にはBoseサウンドシステムが装着されており、これは、『コレオス』の開発初期段階からルノーとBoseと共同で開発されたものである。

そのBoseサウンドシステムについて、ボーズ・オートモーティブコリアンマーケットプログラムマネジャーの崔宗桓さんは、Boseサウンドシステムと一般のサウンドシステムの大きな差のひとつは、ボリュームを大きくした時に低音が割れるかどうかだという。

「(Boseサウンドシステムは)一般のMaxボリュームより70%大きくしても割れない設計になっています」といい、これは、ルノーとBoseのエンジニアの協力がないとできないことだという。

それは音量のパワーに対して、取り付け位置や取り付け方法に問題があるとビビり音などの異音が発生してしまうからだ。「ルノーのエンジニアは試作の度にビビりがないように精度を高めた結果、完成を見たのです」という。

では、なぜ良い音は重要なのだろうか。崔さんは、「長距離運転する時に好きなCDを入れて最初は大きな音にするとします。しかし。ほぼ90%の人は10分後には全部消してしまうのです」という。

その理由は自然ではない音は疲れ、疲労感が意識していなくても出てきてしまうからだという。そういったことを取り除き良い音にすることで「クルマの乗り心地、楽しさが高まると思います」という。

車の中は音響について劣悪な環境であるという考えが一般的だが、ボーズは一番良い環境ではないかと考えているという。なぜなら人の座る位置が決まっているからだ。部屋の場合はひとつのポイントにチューニングをしても、リスナーがそこから動いてしまうと意味がない。「チューニングをする際は車内のどこにいても同じように聴こえるようにします。自然な音がどこに座っても自然に聴こえるような状態が、良い音響です」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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