単独事故を起こした男性、自宅で容態急変させて死亡

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6日早朝に山形県飯豊町内で乗用車の単独横転事故を起こし、現場に車両を放置して帰宅したとみられる63歳の男性が同日午後に死亡する事件が起きた。男性は腹部強打による内臓破裂が原因で死亡したとみられ、警察では事故との関連を調べている。

山形県警・長井署によると、警察が事故発生を認知したのは6日の午前6時35分ごろ。飯豊町添川付近の町道で乗用車が路外に逸脱し、道路沿いにある側溝(深さ約1m)で横転しているのを通行人が発見。警察に届け出た。

クルマの周辺に運転者の姿は無く、所有する同町内に在住する63歳の男性とも連絡が取れない状態だったが、同日の午後2時30分ごろに男性の家族から「男性の様子がおかしい」との119番通報が寄せられた。

男性は近くの病院に収容されたが、腹部強打による内臓破裂と、腹腔内出血によるショックが原因でまもなく死亡している。

死亡した男性の体には複数の打撲痕があり、警察ではこの男性が単独事故を起こし、自力脱出して約1km離れた自宅まで帰り着いたものの、その後に容態を悪化させたものとみて、事故と事件の両面から調べを進めている。

《石田真一》

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