大阪ガスは7日、シェル・イースタン・トレーディングと液化天然ガス(LNG)の売買契約を締結したと発表した。
シェル・イースタン・トレーディングは、世界各地にLNG供給源を持つシェルグループの100%子会社で、今回の契約では供給源を特定せず、保有する複数の供給源からLNGを大阪ガスに供給する。供給源を特定せずにLNGの供給を受けるポートフォリオ契約とすることで、調達における安定性が高まることに加え、生産開始遅延によって生じる調達上のリスクを低減する。
また、当社の操業状況を考慮するなど調達における諸条件においても総合的に優れた契約内容となっており、大阪ガスは、2012年4月から25年間にわたって最大年間80万tのLNGの供給を受けることができる。