トレーラーがスリップ、車両7台の多重事故に発展

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26日午後1時5分ごろ、山口県下関市内の国道2号で、上り線を走行していた大型トレーラーが対向車線側に逸脱。下り線のクルマ2台と正面衝突した。この2台が隣の車線に押し出され、後続車に接触するなどして車両7台が関係する多重衝突に発展している。

山口県警・下関署によると、上り線を進行してきた大型トレーラーは下り線側に進入。直後に進行していた軽乗用車と乗用車に正面衝突。さらにこの2台が隣車線に押し出され、後ろから進行してきた車両4台と次々に接触した。

この事故で軽乗用車を運転していた35歳の女性と、乗用車を運転していた63歳の女性が骨折などの重傷。この2台に同乗していた女性3人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察はトレーラーを運転していた宇部市内に在住する54歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は下関市椋野町2丁目(N33.58.28.6/E130.56.55.9)付近で片側1車線。関門国道トンネル料金所の近くで、インターチェンジのような構造になっている。当時は強い雨が降っていた。調べに対して男は「スリップした」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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