英国のUKIPメディア&イベント社は23日、「インターナショナルエンジンオブザイヤー2010」を発表した。排気量別のカテゴリーでは、全8部門中、BMWが4部門を制する強さを見せた。エンジンオブザイヤーはクルマの心臓部、エンジンに着目して優れたエンジンを選出するもので、今年が12回目。6月23日時点で少なくとも世界1か国以上で販売されている車種のエンジンを対象に、世界32か国65名のジャーナリストが投票を行い、各賞を決定する。排気量部門別のエンジンオブザイヤーは以下の通り。1.0リットル以下トヨタの1.0リットル直3…iQやアイゴなど1.0~1.4リットルVWの1.4リットル直4ターボ&スーパーチャージャー「TSI」…ゴルフなど1.4~1.8リットルBMWとPSAの1.6リットル直4ターボ…MINIクーパーS、プジョー308など1.8~2.0リットルBMWの2.0リットル直4ツインターボディーゼル…X1など2.0~2.5リットルアウディの2.5リットル直5ターボ…TT RS2.5~3.0リットルBMWの3.0リットル直6ツインターボ…Z4など3.0~4.0リットルBMWの4.0リットルV8…M34.0リットル以上メルセデスベンツAMGの6.2リットルV8…SL63AMGなどBMWが1.4~1.8リットル、1.8~2.0リットル、2.5~3.0リットル、3.0~4.0リットルの4部門を制覇。直4、直6、V8と気筒数の異なるエンジンが選出された。昨年の同賞では3部門を制したBMWだが、今年はさらにひとつ、獲得賞を増やした。日本メーカーでは唯一、1.0リットル以下のカテゴリーで、トヨタの1.0リットル直3(プジョー『107』とシトロエン『C1』にも搭載)が受賞。このエンジンは、2007年から4年連続で同賞に輝いており、高い評価を集めていることがうかがえる。
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