6月19日から20日にかけて、5回目となる「COPPA DI TOKAI 2010」が開催された。全日本ヒストリックカータイムラリー選手権「COPPA GIAPPONE 2010」の第5戦に位置づけられ、エントリーは約40台。主催は東海テレビ事業。
COPPA DI TOKAIは、“走る自動車博物館”というテーマのもと、地域の文化と交流し、自由な移動手段としてのクルマを操縦する楽しみを再発見し、交通のより安全で健全な発展に貢献することを目指すという。
ここ数年は浜名湖周辺で開催されていたが、今回はトヨタ博物館(愛知県長久手町)を基点に開催。まさに走る自動車博物館というテーマにはぴったりの開催地であり、実際にトヨタ博物館の中を見学後、そこに展示されているようなクルマが実際に走る姿を見ることが出来て面白かったという声も多くの来場者から聞かれた。
今回は残念ながら両日とも不安定な天候の中、初日は香嵐渓(愛知県豊田市)や阿木川ダム(岐阜県恵那市)まで足をのばし、2日目は中部国際空港セントレアで競技を行うなど、2日間で400km弱の行程をエントラントは十分に楽しんでいたようである。
主催者によると、COPPA DI TOKAIは来年も同時期に開催予定であるという。また、日本ヒストリックカータイムラリー選手権COPPA GIAPPONE 2010の第6戦は少し期間が空いて11月23日、東京汐留のイタリア街(東京都港区)で開催される。