大型トラックと正面衝突---8kmも逆走して

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11日午前3時25分ごろ、三重県伊賀市内の名阪国道下り線を走行していた大型トラックが、逆走してきた軽トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽トラックを運転していた鈴鹿市内に在住する69歳の女性が死亡している。

三重県警・高速隊によると、伊賀市柘植町(N34.50.10.1/E136.16.4.9)付近の名阪国道下り線で、第2車線を走行していた大型トラックと、同じ車線を逆走してきた軽トラックが正面衝突。衝突で立ち往生したトラックに対し、後ろから来た別の大型トラックも追突するなど、車両3台が関係する多重衝突に発展した。

衝突によって軽トラックは大破。運転していた鈴鹿市内に在住する69歳の女性が全身強打でまもなく死亡。正面衝突したトラックを運転していた大阪府大東市内に在住する62歳の男性が打撲などの軽傷。追突してきたトラックを運転していた志摩市内に在住する27歳の男性が足を骨折する重傷を負っている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。警察には事故の起きる約10分前から「逆走車がいる」との通報が相次いでいた。目撃情報からクルマは約8kmに渡って逆走していた可能性が高く、警察ではさらに調べを進めている。

《石田真一》

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