首都高速道路が発表した2010年3月期の決算によると営業利益は前年同期比24.3%増の50億3600万円と大幅増益となった。
営業収益はは、料金収入は微増だったが、道路資産完成高の増などの効果で同62.6%増の4991億6200万円と大幅増収となった。利用交通量は普通車が1.1%増、大型車が5.7%減となり、全体では0.4%増だった。
経常利益は道路資産賃借料の減少などの効果で同7.9%増の49億7300万円、最終利益は同42.4%減の18億7300万円となった。
今期の業績見通しは売上高が道路資産完成高が大幅に減少するため、同34.3%減の3280億円、営業利益が同76.2%減の12億円、経常利益が同89.9%減の5億円、最終利益が同84.0%減の3億円となる見通し。