三菱ガス化学など3社の合弁会社、ブルネイで操業を開始

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プラント外観
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三菱ガス化学、伊藤忠商事、ブルネイ・ナショナル・ペトロリアムは、3社の合弁会社ブルネイ・メタノール・カンパニー(BMC)が年産85万tのメタノール事業の操業を開始したと発表した。

3社は06年3月にBMCを設立し、09年12月にプラントを完工、10年4月からメタノールの生産を開始し、5月から製品の出荷を開始した。

メタノールは基礎化学品の一つで、ホルマリン、酢酸などの化学品用途の原料として使用されているほか、最近ではバイオディーゼルやジメチルエーテルなど、自動車の燃料としての市場も有望視されている。現在のメタノールの世界需要は年間約4200万tだが、今後、年率4 - 5%の成長が見込まれており、特にアジア市場では、経済成長に伴って高い伸びが見込まれている。

BMCは、製品をアジア市場に輸出する予定。

《レスポンス編集部》

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