事故見物で事故---脇見運転のクルマ、信号無視の横断者はねる

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19日午前1時50分ごろ、岡山県岡山市北区内の国道2号で、道路を横断していた男女3人が進行してきたワゴン車にはねられる事故が起きた。この事故で3人は重傷。警察はクルマを運転していた30歳の男性から事情を聞いている。

岡山県警・岡山中央署によると、3人は赤信号を無視して、交差点中央寄りを斜めに横断していた。当時、対向車線側で別の交通事故が発生しており、3人はこれを見物するために道路を横断していたとみられる。

調べに対してワゴン車を運転していた男性は「対向車線(事故現場)の方向を見ていて、横断者には気がつかなかった」などと供述しているようだ。

第2車線を70 - 80km/hの速度で走行していたとみられるワゴン車はブレーキを掛けない状態で衝突したため、3人全員がワゴン車のフロントガラスに突っ込むような状態となった。

このうち28歳の女性と21歳の男性が頭部強打で意識不明の重体、27歳の男性も骨折などの重傷を負った。ワゴン車に乗っていた2人にケガはなかった。警察はワゴン車を運転していた30歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は岡山市北区南中央町(N34.39.10.7/E133.55.32.7)付近の国道2号で、片側3車線の直線区間。深夜から未明の時間帯でも交通量は多い。

《石田真一》

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