日産自動車は、1月12日に発生した大地震で甚大な被害を受けたハイチを支援するため、メキシコ製「D22」型ピックアップトラック30台をハイチで活動する国連世界食糧計画(WFP)に寄贈したと発表した。これらの車両は、現地での食糧、生活必需品、救援物資の運搬に利用される。
日産はウィリアム・J. クリントン財団の創設者で、国連のハイチ担当特使でもあるビル・クリントン米国前大統領からの要望を受けて寄贈した。
ハイチでの救援活動のため日産が行った寄付総額は、同社の従業員募金や今回の車両寄贈も含め、約75万米ドル(約6900万円)となった。
今回のトラック寄贈の要望に対しては、北米日産のCSR部門が国連と協力し、パートナーとなる援助団体として世界食糧計画を選んだ。