住居侵入・逃走、阻止しようとした男性振り落とす

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16日午前5時10分ごろ、京都府福知山市内の市道で、住居侵入を企てた男たちの乗るクルマの逃走を阻止しようとした59歳の男性がボンネットから振り落とされる事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察は23歳と22歳の男を殺人容疑で逮捕している。

京都府警・福知山署によると、事件が起きたのは16日の午前5時10分ごろ。福知山市堀(N35.17.7.9/E135.8.19.2)付近にあるアパート1階の部屋に見知らぬ男が侵入しようとしているのを、この部屋に住む38歳の男性が発見。声を掛けたところ、男は逃走した。

騒ぎを聞きつけた近くに住む59歳の男性が駐車場に止まる不審な乗用車を発見。逃走しようとしたため、男性はクルマの進路を塞いだが。クルマはこれを無視するように発進。男性はボンネットにしがみつく状態となったが、クルマは蛇行を繰り返した。男性は約150m先で振り落とされたが、この際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、約10時間後に死亡している。

クルマはそのまま逃走しており、警察では殺人未遂事件として捜査を開始。同日夕方になり、クルマを運転していた23歳の男と、同乗していた22歳の男が別々に出頭。「自分たちがやった」として警察に出頭。警察は殺人と住居侵入容疑で逮捕した。

調べに対して2人は「知人宅と間違えた」、「相手が死ぬかもしれないと思ったが、怖かった」などと供述しているようだ。この知人宅とは、飲食店で知り合った女性の自宅だったという情報もあり、警察ではさらに調べを進めている。

《石田真一》

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