フォルクスワーゲングループは17日、今年1 - 4月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は234万台となり、前年同期比20.9%増と大きく伸びた。好調の要因は、やはり中国。今年1 - 4月は過去最高の62万0500台をセールスし、前年同期比53%増を達成した。ブラジルでは3.7%増の21万7000台を販売。インドは96%増の1万0400台だった。米国では、前年同期比37.7%増の11万2600台をセールス。欧州市場全体では113万台を売り上げ、9.5%の伸び率。西欧エリアに限れば、11.9%増の101万台となる。地元ドイツでは、34万5500台を販売。スクラップインセンティブ終了の影響で、前年同期比は6.5%減と落ち込んだ。それでも市場平均の25.5%減に比べると、落ち込み幅は最小限だ。フォルクスワーゲングループの乗用車部門では、今年1 - 4月、世界で前年同期比22.6%増の149万台を販売。中国では11.7%増の54万7000台をセールスした。ドイツは1.3%減の19万1800台だ。車種別では、『ゴルフ』が前年同期比31%増の22万3000台と牽引。中国では『パサートLingyu』『マゴタン』『ラヴィダ』が50%以上の伸びを見せた。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー取締役は「中国とブラジルでの伸びが大きい。経済情勢は依然として厳しいが、2010年通年での前年実績超えの予測は変えていない」と述べている。
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