三井造船、新型ハイブリッドコンテナクレーンを開発…燃費6割削減

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三井造船は14日、燃料消費量を60%削減する「新型ハイブリッドトランステーナ」を開発したと発表した。

東京都は環境保護条例を改正、2010年度から温室効果ガス排出総量削減を段階的に義務付けるなど、主要港湾での環境規制が強化される見通し。都の条例で第1段階として2014年度までにCO2排出量6%削減、第2段階には2019年度までに17%の削減が義務付けられる予定となっている。

こうした状況下、顧客の環境負荷の軽減や省燃費のニーズに対応する新型ハイブリッドトランステーナを開発した。トランステーナとは、同社が技術提供するパセコグループのコンテナ用ヤードクレーンの商標。

新型ハイブリッドは、大型リチウムイオン電池を搭載し、回生エネルギーの再利用率を向上することで、従来型と比べて60%の燃料消費量削減を達成する。CO2排出量の削減とランニングコスト削減のほか、騒音も最大20dB低減し環境に配慮した。

《レスポンス編集部》

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