住友建機は、ASEAN地域への建設機械供給拠点として、インドネシアに工場を新設すると発表した。
住友建機では現在、千葉工場と中国の唐山工場の2工場で建設機械を製造しているが、建設機械の需要が新興国へ急速にシフトしているため、第3工場をASEAN地域に建設する。
インドネシアのカラワン県に新会社「PT.スミトモ S.H.I.コンストラクション」を7月に設立する。資本金は3300万ドル(約30億円)で、住友建機が90%、住友重機械工業が10%出資する。2011年9月からの操業を予定している。
工場の生産能力は油圧ショベルが年間1000台。2013年に売上高70億円を目指す。