タカタが発表した2010年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比414.9%増の146億5400万円と大幅増益となった。
売上高は同9.0%減の3509億1400万円だった。下半期に大幅に受注が回復したものの、上半期のマイナスをカバーできなかった。
収益では、全社挙げての原価低減、固定費削減の効果で経常利益は156億7200万円、最終利益は69億4200万円に黒字転換した。
今期の業績見通しは売上高が同5.4%増の3700億円、営業利益が同36.5%増の200億円、経常利益が同21.2%増の190億円、最終利益が同78.6%増の124億円となる見込み。