飲酒運転の発覚逃れ、パトカーに体当たり

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6日午後11時15分ごろ、大阪府岸和田市内の府道で交通違反を行ったとして追跡を受けていた軽トラックがパトカーに体当たりする事件が起きた。パトカーは小破したが人的被害は無かった。クルマは逃走。警察は後に42歳の男を逮捕している。

大阪府警・岸和田署によると、事件が起きたのは6日の午後11時15分ごろ。岸和田市港緑町(N34.27.47.8/E135.22.14.9)付近の府道をパトカーでパトロールしていた同署員が、転回禁止の場所でUターンを強行した軽トラックを発見。停止を命じたが、軽トラックはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。クルマは信号無視を繰り返しながら約600mに渡って走り続けたが、岸和田市並松町(N34.28.1.0/E135.22.38.7)付近の府道で突然停止。追いついたパトカーが後部で停止すると、バックで体当たりを行い、そのまま走り去った。

体当たりによってパトカーは前部バンパーなどが小破したが、乗っていた同署員2人にケガはなかった。警察ではナンバーから所有者を特定。同市内に在住する42歳の男から任意で事情を聞いたところ、容疑を大筋で認めたことから7日夜までに公務執行妨害と器物損壊容疑で逮捕している。

調べに対して男は「酒を飲んでいたので逃げた」などと供述。警察では飲酒運転についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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